知識の泉

東大出身モーリーさんが教えるマークシートの裏ワザ①

採点効率を上げることが主な目的と言われているマークシート問題ですが、選択肢問題のため筆記問題より正答率があがることは予想がつくと思います。

塾や予備校では『時間がなくなったら「3」!』と教えるところがあるそうです。

これは過去の統計から5つの選択肢問題の場合は「3」番目が正解の可能性が一番高いという実績からの教え。
さらに数学に特化すると、根号の中に入る数字を答えさせる問題の場合、根号の中は「3」であることが多いという統計もあるそうです。

ただこれはあくまで統計的な話で、もちろん出題者もほぼほぼ均等に正解を散りばめるので、ほんの少し正答率が上がる可能性があるだけです。

しかし、数学に関してはさらに正答率をあげるマークシート問題ならではの裏ワザがいくつかあります。
今回はその一つをお教えします。

 

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2TP1KJ+691VG2+3FUW+HV7V6

 

例えばこの問題

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問題と選択肢の式を変換していったり問題の式を"x=**"に変換して選択肢の式に代休したりという方法が通例ですが、実はもっと簡単に正答を見つける方法があります。

 

ではその方法です。

 

xに0を代入してみましょう。

すると問題の式の答えは

 -1 - 1 + 1 + 1 = 0

となりますね。

同じく選択肢4つすべての式もxに0を代入すると
 ① 0
 ② 1
 ③ -1
 ④ 1
となり、正解は①だということが分かります。

上記の方法で複数の選択肢がHITする場合はさらに別の数字を代休すればいずれ1つに絞ることができる。


問題を見た瞬間解き方が思い浮かばない場合は、この方法の方が効率がいい可能性もあるので、「数学力」ではなく「試験力」として受験生の方は是非覚えておきましょう。

 

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2TP1KJ+67V08I+3V56+5YJRM